必ずしも直近の作業ではないのですが、
フィールドやネフィアといったランダムマップのグラフィックをデフォルトから変更してみました。


こうした野外マップには平地と森林のほかに
ノースティリスでは局所的にしか存在しない荒野などが知られていますが、
実はそれ以外にも草原という地形があり、一見したところでは森林とほとんど区別がつかないことから
存在を認知していないユーザーも少なくないかと思われます。
しかし実際には使用されているマップチップがそれぞれ異なっているようで、
試しに弄った結果、平地や森林とは大きく差別化することができました。
ゲーム性には寄与しそうにありませんが、多少でも新鮮な印象を与える変更となれば幸いです……。
本ワールドは本格的に居住可能なスタートアップワールドとして制作されていることから、
バージョンアップでの撤去・再配置によるフラグリセットを出来る限り減らすために
当初の予定通り確実に完成させてから配布する予定でいるのですが、
MMAでも一部実装されているADDTの仕様を確認したところ
変数と併用することでフラグを持ち越すことが可能らしいことが判りました。
主にグラフィックの都合からシナリオ順に工程を消化しているわけではないため、
おそらくメインシナリオが完成するまでは配布を前倒しすることはまずないだろうと思いますが、
完成後にもちまちまとクエストを追加する可能性は大いにありそうです。


そして、こちらはいくらか製作者向けの内容になりますが、
map0.bmpの上から11段目の空列も海岸線用の視界透過マスであることが今更ながら確認できました。
デフォルトでの台地地形や砂漠のオアシスが視界を遮ってしまうことを多少不満に感じていたので、
岩などの個別のオブジェクトも含めてさっそく移植してみました。良い具合です。
こちらのプーキンさんはメインシナリオの基点となる都で
工房長を務める丘の民であり、また一定のカスタムアイテムを納入することによって
初期状態で奇跡品質の装備を鍛えてくれるありがたいオッサンです。
これらは固定アーティファクトではないためにエンチャントは基本的にランダムで、
槍や鈍器といった本編では再生成する機会が少ないアーティファクトを
ある程度選別して入手するための要素です。
(とはいえ、いずれも個別のスキルに対応している点を除けば
基本性能がオリジナルの武具とは若干異なるため、いくらか使い勝手が異なる可能性もありそうです。)


ところで昨年に何度かアップロードしていた初期のポートレートは
scrap for elona様で配布されているものと併用した際に
出来る限り浮かないよう、ある程度パレットや彩色を勝手に近付けていたのですが、
やはり自分本来の画風とは異なることもあり、どうにも半端な絵になってしまった反省から
現在では趣味を全開にして描くように努めています。
これまでブログに掲載しているNPCは何故かオッサンばかりですが、ちゃんと年若い青年や乙女も登場するので敬遠しないでくださいね!
無事にワールドマップの編集が一段落着いたため、再びNPCを描き下ろす作業に戻りました。
キャラクターの設定とシナリオ及びクエストでの役割は
制作の早い段階からざっくりながらもほとんど決まっていたのですが、
より具体的な内容は完成したキャラクターのデザインに引っ張られることもしばしばで、
着地点が見えないことから自分でもなかなか楽しい工程となっています。


カスタムワールドでは謎の科学者やギルドマスターといった特定の機能を持つ一部のユニークNPCを配置することが可能で、
カスタムワールド内のギルドの番人にも当初はティリスに引き続き3兄弟(?)に出張してもらう予定でいました。
が、ギルドへの加入後に階段から退いてくれないというムズムズする仕様があったため、
新たに3人のユニークNPCを描き下ろして独自に加入クエストを設置することになりました。
いずれも平均的にはティリスでの加入条件より易しいものになっており、
それ自体が低レベル向けのクエストとして機能するようになっています。
加入後も継続して新規のクエストを受注することが可能で、
また同時に3兄弟もギルド内部に配置されているためカスタムワールド内でもギルドランクを上げることが可能です。
前回の投稿から一月ほど空いてしまいましたが、私は(たいへん)げんきです。
しばらくはNPC周りの作業に専念するつもりでいたのですが、
妙なこだわりからワールドマップのグラフィックに手を出したことで
先月はほとんどそちらの作業に忙殺されてしまい、いくらか更新を疎かにしてしまいました。
いくら進捗が良好でもそれを目に見える状態で掲示しなければエタを疑われるのは必定なので、
今後は最低でも月2回以上の更新ペースを維持してきたいところです。
他でもちょこっと言及した内容になりますが、現在制作中のワールドマップは
300×180、つまり54000のマスから構成されており、これを埋めるのに一ヶ月以上かかっている状態です。
(ノースティリスが95×55の5225マスなので、欲張って大きくしすぎました)
大枠の地形は制作の初期段階で確定していたため、
現在はデザインとしてのレイアウトを整えるのが作業の主な部分となっていますが、
マップアイコンの自作もあり、もう一週間はエディタに張り付く必要があるかもしれません。


